新春のご挨拶
2011年1月13日
皆様明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。また本年が皆様にとってよい年でありますよう心よりお祈り申し上げます。
さて昨年を振り返りますと、12月23日の天皇誕生日に天皇陛下が記者会見の中でお話をされた「高齢者の所在不明問題」が特に世間に大きな衝撃を与えました。高齢者福祉に携わる私どもにとっても、大きな課題を突きつけられた感じです。今一度基本に戻り、高齢者の皆さまが安心して老後を暮らすためには何が必要かを真剣に考える必要があるかと思います。
平成24年度から医療及び介護保険制度の同時改定があります。現在それに向けて社会保障審議会介護保険部会を中心に、全国各地で介護保険制度をあり方について議論されております。私どもの様な大都市部にある法人・施設は報酬の地域係数等の大都市部ならではの問題をまとめ、関係機関に要望書等を提出させて頂いております。給付と負担のあり方や、財源の問題など制度の根幹を大きく見直す段階になったと思います。持続可能な良い制度が再構築できることを願ってやみません。
ご関係の皆様にも様々なご意見を頂き、今後もご支援・ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。?
(たんぽぽ通信 2011年1月 第14号掲載記事)
社会福祉法人みその福祉会 理事長 坂本 寛
※入所申込書の有効期限設定に伴い、令和3年1月1日付で「板橋区特別養護老人ホーム入所指針」の改定があります。