平成24年度介護報酬改定について
2012年4月15日
平成24年度から介護報酬が改定されます。介護報酬は3年に1度改定され、平成24年度が5次目にあたります。今改定の基本的な視点は、?地域包括ケシステムの基盤強化、?医療と介護の連携強化、?認知症にふさわしいサービスの提供の3つとなります。介護報酬改定率は+1.2%ではありますが、特に私どもが従前から行っているサービスについては、殆どが報酬がマイナスとなる厳しい内容となりました。また注目されていました介護職員処遇改善交付金は平成23年度で終了し、経過的な取扱いとして介護職員処遇改善加算として介護報酬に組み入れることとなりました。
上記の変更内容を踏まえ、特に当法人の基本理念であります「ご利用者の尊厳の確保」を考慮し、平成24年度の事業計画及び予算を策定しました。すべての事業においてムダがなく、効率的に実行されているか検証し、またその中で職員のスキルや介護サービスの質の向上を目指すものとなっております。
平成24年度の事業計画では、東日本大震災から1年が経過し、従来からの火災を想定した防災計画及び防災訓練に加え、大規模震災を想定したものを計画しております。
また平成24年度も地元町会の方々と、AEDを活用した訓練等も行う予定です。私どものような福祉施設が地域の方々の安心に繋がれば幸いと考えております。
ご関係の皆様にはこれからもご支援・ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
(たんぽぽ通信 2012年4月 第18号掲載記事)
社会福祉法人みその福祉会 理事長 坂本 寛
※入所申込書の有効期限設定に伴い、令和3年1月1日付で「板橋区特別養護老人ホーム入所指針」の改定があります。