平成21年度を振返り
2010年7月29日
平成21年度は、3年毎の介護報酬改定が行われ、介護保険制度施行後初めてのプラス改定になりました。当法人では今回の介護報酬改定の主たる趣旨が職員の処遇改善にあったため平成21年度より通常の昇給に加え、職員の給与全体のベースを上げました。また介護職員処遇改善交付金の交付が決定し、それに合わせて12月の賞与支給時に介護職員及びそれ以外の職員に特別一時金を支給しました。また給与以外の処遇改善につきましては、各職員へのストレスマネジメントの強化と、常勤職員については福利共済制度の加入を決定し、平成22年度からの加入となりました。
平成21年度初めの段階では、特に介護職員及び看護職員の確保が困難になると予想しておりましたが、日本経済の長引く不況の中で、異業種から介護分野へ転職を希望される方も特に下半期から増加してきました。今後はそのような未経験の方々をいかに介護関連の仕事に就いていただくかを国全体として検討する必要性も見えてきました。
平成21年度も特別養護老人ホームで延べ361名、デイサービスで延べ756名のボランティアの方々に参加・参画していただきました。本当に有り難く、改めて感謝申し上げます。
またご関係の皆様には、これからも当法人にご支援・ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
(たんぽぽ通信 2010年7月 第12号掲載記事)
社会福祉法人みその福祉会 理事長 坂本 寛
※入所申込書の有効期限設定に伴い、令和3年1月1日付で「板橋区特別養護老人ホーム入所指針」の改定があります。