「成増団地 認知症声かけ訓練」 ~みんなが安心・街づくり大作戦~
2017年10月17日
認知症によって、自宅が分からなくなったり、歩いているうちに道に迷ってしまうなどの徘徊問題が最近メディアでも注目されるようになりました。認知症になっても安心して暮らせる街づくりを目指して10月14日(土)に成増5丁目の成増団地で認知症声かけ訓練を行っていきました。この訓練を行う為に、参加者の方は事前に行われた「認知症サポーター養成講座」を受けていただきました。
当日は雨の予報でしたが、訓練で外歩きの時には雨もやんでいて一安心。
青のジャージを着た80歳代の女性で街をうろうろ「嫁にお金盗られたのよ~困ったわ」
声をかける時間は3分。さぁ、勇気を出して声をかけてみよう!!
声かけのポイントは、団地の駐輪所、公園、八百屋さん、音羽台レジデンス。
今度は声掛け役を交代。
最後は、成増団地の集会所に戻って一緒に回った人とのグループワーク。
「机上の勉強と実際に声をかけるのと違うわねー。」との感想。また、「普段から挨拶をするべきね」「普段からお互いの事、気にしていると違うわよね」など活発な意見交換が行われました。
今後も、歳をとっても安心して暮らせる街をみんなで作っていけたらと思っています。ご協力いただいたたくさんの事業者や自治会の皆様、本当にありがとうございました。
※入所申込書の有効期限設定に伴い、令和3年1月1日付で「板橋区特別養護老人ホーム入所指針」の改定があります。